人生の実りの言葉

読書
11 /09 2015
家にあった中野孝次さんの文庫本をまだ読んでいなかったので手に取りました。
題は このブログ記事のタイトルにした「人生の実りの言葉」

中野さんは横浜の洋光台の戸建に住むようになったときに
親戚から柴犬をプレゼントされハラスという名前を付けてかわいがられる。
柴犬の特徴で賢い犬で亡くなるまでのハラスとの日々を
「ハラスのいた日々」という本に書かれている。
その後、ハラスの後に豆芝も飼ってその子との日々も読みました。
神奈川近代文学館の館長さんもされたと思う。
同じ横浜だったので身近に感じていたし
当時 犬は飼っていなかったけれどわたしも動物が好きなので
中野さんの動物に対する心に感動していました。
「人生の実りの言葉」というのは
中野さんが人生の中で心にとめた本の中の言葉等を紹介している本です。

その中から私が心にとめた文です。
柳宗悦「手仕事の日本」より

日々の生活こそは凡てのものの中心なのであります。
またそこに文化の根源が潜みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
もしも我々の生活が醜いもので囲まれているなら、
その暮しは程度の低いものに落ちてしまうでありましょう。

いつか心はすさみ 荒々しい潤いのないものに陥ってしまうでありましょう。
一国の文化はその国民の日々の生活に最もよく反映されます。
生活を深いものにするために、どうしてもそれは美しさと結ばれねばなりません。
これを欠くようでは全き生活はついに来ることがないでありましょう。
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コメント

非公開コメント

御無沙汰してます。

お変わりない様子 どころか 更に人間力に磨きがかかってるようで
うれしく 拝見しました。

自分を振り返り 反省も(笑)

<日々の生活こそは凡てのものの中心で
文化の根源が潜む><美しさと結ばれねばならない。>

日頃漠然と思ってる事、指針が こんなに的確に表現されて
そうなんだ~と府に落ちた感じです。


嬉しいコメントを

酢橘さま♪

嬉しいコメントをありがとうございます。
ご無沙汰しています。

お忙しそうですね。
やはり力のある人のところには
たくさんの用事が引き寄せられるのでしょうね。

お時間が取れたら
鎌倉にもお出かけください。