布に込めた祈り 行ってきました

感動
01 /13 2014
以前開催されているという お知らせ はしたのですが
まだ行ってなかった 百徳着物と背守り展(北鎌倉古民家ミュージアム)に行ってきました。

百徳着物というのは
子供が当たり前に健やかに大きくなるとは限らなかった時代、
生まれた子供を多くの人の力で守るために仕立てた着物。

お百度参りとか 百日のお祝いとか 百という数字には ある思いがあります。
長生きのお年寄りのいる家とか 子供の多い家とか 端切れをもらい歩いて
母親やおばあちゃんが 幼子の無事を祈って縫った着物が百徳着物。

私が以前聞いた 産着を作る布もないくらい 貧しい暮らしということも
昔にはあったのでしょう。
そういう名残の百徳着物ということもあるのだと思う。

この展示会は郡山市在住の三瓶さんという方の古い布でご自身が作成した百徳着物、
もちろん江戸や、明治大正に作られた古い百徳着物も展示されています。

もうおひとり、逗子在住の鳴海さんという方の背守りの研究とコレクションの展示。
この二つが合同で展示されています。

背守りということを知りませんでしたが

背は身を守るための大切なところで 着物は背縫いによって霊魂が込められると昔の人は信じていた。
しかし子供の一つ身の着物は背縫いがないため背後から魔物が入らないようにいと縫や刺繍を施して魔除けにした。

それが背守り。

糸で縫った線は左に行くのが男の子で右に行くのが女の子。

実際の着物を見ると女の子の着物と思えるものも
すごく地味な色でできているのがある。
大人の黒の留袖の様な小さな黒い着物の裾模様の素晴らしさ。
一切手を抜いていない。

着物が衣服だった時代の日本の技術に驚きます。
もうそういう技も職人さんも数少なくなってもしかすると将来
なくなってしまうのではないかと思うともったいないです。

背守りの講習会が会期末にあるようなのですがもう満員で
キャンセル待ちか
もう一日追加してくれたらやりたいと申し込んできました。

孫の幸ちゃんのTシャツに背守りをつけてプレゼントしたいです。

着物のお好きな方は
ご自分の目で小さな着物 ご覧になってはいかがでしょうか?

私も布が好きなのでもう一度ゆっくり見に行きたいと思います。
昨日は、閉館間際にさ~~っと 見てきたので。
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